こんばんは、ジョーイです。
今回は「被害者意識」についてです。
被害者意識とはなんぞや
ここで言う『被害者意識』とは簡単にいうと、「自分は人生や世界における被害者だぜ。」
というマインドですね。
具体例を挙げます。
- 「ガリガリに生まれたせいでずっと外見に自信が持てない、女子にもモテない。」
- 「めちゃめちゃメンタル弱く繊細で、人の目が気になって何もできない。」
- 「中高でいじめられたせいでコミュ障化、そのせいで人が怖いまま。」
- 「体力ないし根性ないし、全然頑張れない。」
- 「上司の性格が悪すぎて評価されない。馴染めない。」
- 「世界中でこんなにつらい思いをしているのは俺だけなのでは?」
- 「俺だけ人生のハードモードを選択させられているのではないか?」
みたいなやつです。
まあすべて過去の僕なんですけどw
というか今でも、メンタルの調子が悪いときは余裕でこのニュアンスのマインドになりがちです。
「俺は何も悪いことをしていないのに、生まれた環境とか、俺のスペックとか、周囲とかのせいで俺の人生がつまらなくさせられている。」
こういうニュアンスが被害者意識であると。
神経質で心が繊細な人が陥りやすいマインドみたいですね、周囲を見てると。
もちろん僕も神経質かつ、繊細メンタル界のプロを自負してます。
被害者意識を持つことのメリットが1ミリもないという悲劇

で、この被害者意識なのですが、持つことでメリットが一個もないんですよね、よくよく考えてみると。
むしろ損しかしないぞと。
日本円換算すると7億円分は損しています。
どういうことか?
「自分を被害者と思い込むことによって、自分で自分の人生の可能性を押し込めまくることになり、むしろそっちの被害のほうがデカくなりがち」
なためです。
たとえば僕で言うと、
- ガリガリ体質
- メンタル激弱繊細
- 他人の目が病的に気になる
- 過剰に保守的な教育を受けたためリスクを恐れまくるクセがある
- 体力や運動神経的なものがザコい
- 定期的な胃痛に襲われ動けない日がある
- 協調性に乏しい
- 人に合わせて行動することが苦手
このあたりが生まれ持った僕の性質や気質と呼べるようなもので、過去の人生で実際に被害を受けてきたものになります。
ですが、こういったハンデっぽいものによる「被害を実際に受けた」ということと、
「自分が被害者であると思い込む」ことには実は1ミリも関係がないのです。
自分を被害者と思い込むことの裏には、「誰か俺を助けてくれないかな」という思考がありがちです。
「俺は人生の被害者だ。だから俺は助けられる権利がある!」というような。
で、この「誰か俺を助けてくれないかな」が1ミリでも自分の心にあるうちは、人生を変えるのが非常に難しくなるのです。
なぜなら、人生を変えるために何かしら自分で行動するとしましょう。
そのときに、心の何処かに「誰かが俺を助けてくれるんじゃね?いつか。ワンチャン。」という期待があると、100%真剣なパワーを発揮するのって難しくなりませんか?
『他人の助け待ち』が無意識にあるせいで、ブレーキを踏みながらアクセルを踏むみたいなことになるのです。
で、自分のフルパワーを発揮できないせいでもちろん結果も出ないと。
これ死ぬほど辛いですよね。
被害者意識のせいで、自分で自分の人生にブレーキをかけてしまうと。
そうなると、実際のハンデによる実害よりも、「被害者意識を持つことによって人生が変えられない」という二次被害のほうが明らかに大きくなってきやがりますよね。
これが被害者意識を持つことによる真の損失です。
ちなみに、被害者意識まみれでいじけてる状態の人は暗いオーラが出てますので、そういう人には誰も近づいてきません。
よって、被害者意識を持っている人が他人に助けてもらえるという可能性は限りなく0%に近いのです。
自分の人生は自分で変える以外なにもないと。
被害者意識を断ち切る方法

被害者意識を持つデメリットは、そのせいで実際の被害以上の二次被害を受けること。
であるならば、被害者意識は捨て去りたいですよね。
被害者意識を断ち切ると、めちゃくちゃ爽やかな気分になります。
「俺の人生、全部自分次第だな。うむ!w」
と、晴れ晴れとした気持ちで行動できるようになります。
この状態をキープできさえすれば、楽しい毎日は約束されたようなものですw
ただ、被害者意識が染み付いている人が、一瞬でそれを克服できるかと言うと難しいです。
また、生きていてふとネガティブになり、被害者意識が蘇ってくることは誰にでもあると。
ということで、被害者意識を撃退するテクニックを共有しておきます。
僕も毎日実践しています。
寝る前に思考を全部書き出す
『頭に浮かぶこと、感情、思考をひたすらスッキリするまで、紙とペンで書きまくる』というノウハウです。
いわゆる『エクスプレッション・ライティング』ってやつに近いです。
- 「◯◯で人生が辛い。」
- 「○さんに○○されて腹立った。」
- 「○○をしてめっちゃ疲れている。」
とかまじで何でもいいです。
頭に浮かぶモヤモヤを、そのまま書く。
モヤモヤが薄れる感覚になるまで、何十分でも書く。
自分の思考を脳に溜めておかず、文字にして吐き出していくイメージ。
単純に紙に思考を書くだけで不思議と心がスッキリします。
自分の心を観察する余裕ができます。
そうなると、「あっ、オレ今、被害者意識になってる!」というのを客観視できるようになります。
被害者意識に陥った自分を客観視すると、自然と被害者意識は少しずつ小さくなります。
感情一色に支配されなくなるからですね。
すると、「被害者意識が出てきたな、これはナシ!」と気持ちを切り替えることができるようになったり。
ついでに、
- 意味もなくネガティブになりがちだ
- 何もやる気が出ない
- うつっぽい
などのメンタル不調にも、劇的に効果あります。
やればやるほど、自分のメンタルコントロール自体が上手になります。
よって、人生全般にいい影響が出ます。
なんせ、自分の思考を脳に溜めておかず、文字にして吐き出していくイメージ。
細かいテクニックでいうと他にもありますが、紙に思考を書くのが一番効果デカいですね。
お金もかからないし、難しいことでもないです。
ぜひ今日から実践してみてください。
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